砥石の使い方と手入れに必要なもの

道具

皆さんこんにちは、こんばんは、ポン酢です。
今回は
砥石の使い方と手入れに必要なもの
についてお話しします。

砥石を使ってこんなこと思ったことはありませんか?

A.正しい使い方はがあまり分からない。
B.研いでると黒くなるのはなに?
C.うまく研げない
D.刃物でつけてしまった傷がある
E.よく見ると凹凸がある
F.それらの砥石の手入れってどうしたらいいの?

初心者のうちはどれも該当するのではないでしょうか?

この記事では、これらの、ことを解決する方法をお話ししていきます。

僕自身砥石を使いはじめの頃、そんなふうに思ってました。
でも、先輩方の教えで、すぐに解決しました。
どれも大切なことなので、是非最後まで読んでください。

それでは、本題に入ります。

砥石の使い方

次の1〜5の流れでA.B.Cの問題が解決します。

1-バケツに砥石が浸かるくらい水を入れて、その中に砥石を入れる。その時使う砥石全て。セラミック製は水をかけるだけでOK

2-砥石からプクプクと水泡が出るので、それが止まるまで、付けておく。

3-水泡が止まったら取り出して、安定したところに置いて、使用する。荒砥→中砥→仕上砥の順。刃こぼれがひどくないときは、中砥からで大丈夫。

4-a.刃こぼれがなくそこまでとがない場合…研いでいると水が黒いぬるぬるした液体になってくるので(これを『とくそ』という)そのれを流さずに、とくその上を撫でるように研ぐ。

b.刃こぼれがあり、結構研がなければならない場合…少し研いで、とくそがたまったらすぐに洗い流し、また研ぐを繰り返し、ある程度になったら、4-aの作業をする。

5-とくそである程度研いだら、仕上砥で、1〜4の工程をもう一度行う。

6.使用後はよく洗い、タオルなどを敷いて、陰干しで保管する。

以上の流れで使用します。

研ぎ方=砥石の使い方

のようなものですね。
似ていますが、研ぎ方はプラスアルファのお話もあるので、こちらの記事でお話しします。
結構、とくそは研いだゴミだからすぐ流す。
という人がいますが、刃物を綺麗に研ごう思ったらこれではダメです。
砥石が削れ表面に浮かび、それを撫でるように研いでいくことによって、より細かい粒子の上で研ぐようになるので、刃物が綺麗に鋭くとげるようになります。

それと、1番大切なこと。

砥石を使うときは、まんべんなく全体を使って研ぐ。

これが出来ていないと、砥石に凹凸ができてしまいます。凹凸ができると、綺麗に刃物を研ぐのは非常に困難になります。

手入れ方法と、必要なもの

こちらで、D〜Fを解決できます。

砥石を買う際にダイヤモンド砥石、というものがあるので、そちらも合わせて必ず用意してください。これがないと、手入れができません。
初心者から、プロでさえも必須アイテムです。GOKEI 両面ダイヤモンド砥石 台付き 400#1000 砥石 包丁 中仕上げ ダイヤモンド砥石 両面タイプ 包丁研ぎ 研磨 荒研ぎ 面直し 両面砥石 砥石台

1.使用時と同じように水につける。ダイヤモンド砥石はつけなくて大丈夫。

2.水から取り出し、ダイヤモンド砥石で表面を擦って削る。

3.少し削ったら砥石の表面を確認する。

4.完全に平にならなくても、ある程度表面が平になっていれば、大丈夫。削りすぎは砥石が勿体無いので。

以上です。

手入れはかなり簡単です。
ただ、普段から砥石の表面をまんべんなく使用し、研いでいれば、そこまで凹凸になることはありませんし、上達すれば、刃物で砥石を傷つけることもなくなってきます。
練習あるのみです!!ファイトです!!

これで、使用方法と、手入れ方法の話は終わりです。

豆知識

とくそで、軽い錆ぐらいなら、キレイに落とせます。

砥石も立派な道具です。これがなければ、刃物たちが切れなくなり、きれいな物を作れないばかりか、ケガの原因にもなります。
大切に最後まで使いましょう。

それでは、今回はここまで。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

コメント

  1. […] こちらの記事では、砥石関連の重要なお話をします。 あなたの大切な刃物の為に是非目を通してください。 […]

  2. […] 砥石の使い方、こちらの記事も併せて読んでもらうと、より良い研ぎが出来ます。 […]

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