ドアの取り付け方【補足編】

DIY

みなさん、こんにちはこんばんは、ポン酢です。

大工歴15年の僕が初心者できる簡単なDIY情報発信しています。よろしくお願いします。
こちらの記事で採寸、加工、取付までお話ししました。

  • ドアの取り付け方 採寸、加工
  • ドアの取り付け方 取り付け
  • 補足内容

    しかし、そこでお伝えしたのは、ある3つの条件が揃っていて出来ることです。
    その条件とは

  • ドアの厚みが同じ
  • ラッチの位置が同じ(ドアが閉まった時にカチャッと枠側の穴に入り開き止めになるもの)
  • ドアの開閉方向が同じ
  • この3つが揃っていてできることです。

    では、それらの条件が満たされない時どうすればいいのか。

    今回はそのお話をしようと思います。
    また、3つ目のドアの開閉方向が違う場合は、これから伝える2つのことが共通します。
    方法は簡単です。

    ドアの厚みが違う時

    まず、厚みが違うということは
    『戸当たり』
    の位置が変わります。

    戸当たりとは

    戸が閉まり切った時に、それ以上内側に行かないようにするための、ストッパーです。

    戸当たりを外す

    少し面倒かもしれませんが、これは避けて通れません。
    厚みが薄くなるならまだ大丈夫ですが、暑くなるのであれば外す必要があります。
    大抵の場合、溝にはまってるだけです。

    方法

  • 短いビスを少しだけ打ち頭を浮かせます。
  • バールをそのビスにかけて戸当たりを外します。
  • これで外れない場合は、ビスを潜らせすぎてる可能性があります。
    それでも外れない場合は、ボンド施行されてると思われます。
    これは少し厄介ですが、可能性はまだあります。

    外れない時

    カンナで削る

    全ては無理ですが、削れるところまでひたすらカンナで削って、上下の残ったところはノミで取る。

    注意点

    もしかすると、戸当たりを隠し釘などで固定してるかもしれません。
    よく見てそれがないことを確認してください。もし、それがあるとカンナの刃がボロボロになります。

    ノコ目を入れて取る

    戸当たりにノコ目を細かく入れて、玄翁で叩くと、面白いようにパカーンパカーンと取れます。ただ、仕上がりは綺麗ではないので、仕上げはカンナやノミ、紙やすりなどで綺麗に仕上げてください。

    戸当たりを取り付ける

    外したら、今度は新たに戸当たりを取り付けます。
    ドアの厚みより、6mmぐらい内側に戸当たりを取り付けます。

    取り付け方は自由です。
    ビス固定でもいいです、隠し釘でも。
    見た目を気にする場合は、隠し釘ですね。

    綺麗に取り外せて溝が残ってる場合

    溝が残っていると、新たに取り付けるのが困難ですし、見栄えも良くないので、埋木(うめき)をします。

    取り外した戸当たりをカンナで削って、溝の深さと同じ厚みにして、はめこめば、完了です。

    ラッチの位置が違う場合


    ドアを取り付けた状態でギリギリまでドアを閉め、ラッチの位置をドア枠に墨出しします。

    墨出しをしたらその隅より少し大きめに20mm程度の深さの穴を貼ります。

    ドアを閉めてみて、それが機能すればOKです。

    金物をそこに取り付けて、完了。

    金物を取り付けなくても、乱暴に開け閉めしなければ、その部分が破損することはないあまりないので、大丈夫です。
    僕は取り付けずに使用してます。笑


    アウンワークス

    まとめ

    厚みが違う時は、戸当たりを施工し直す。

    ラッチの位置が違う時は、そのドアのラッチの位置に合わせて加工する。

    開閉方向が変わる時は、上の二つどちらも行う。

    補足は以上になります。
    ですが、この他ケースバイケースで様々な施工を施さなければならない事が起きることが考えられます。
    どんな場合でも根本はかわりません。

    簡単に言えば、

    ドア枠の真ん中にドアが付いていて、開け閉め出来ればいい。

    です。

    応用を効かせて楽しみながらやってみてください。

    それでは、今回はここまで。
    最後まで読んで頂きありがとうございました。



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