大工歴15年の僕が初心者できる簡単なDIY情報発信しています。よろしくお願いします。
今回の話は、長くなるので、2つに分けてお話ししようと思います。
今回のテーマ ドアの取り付け方【加工までのながれ】
部屋のサイズ変えたいとか模様替え、壊れたから、交換するということもありますね。
ドア枠があるんだからそこに、新しいの取り付ければいいだけ。
そんなふうに思ってるかもしれませんが、実はその通りです。
ただ、やり方がわからないと手こずります。笑
また、サイズが違うものでも場合によりますが、取り付け可能です。
本当は枠ごと交換がいいのですが、大変な工事になるので、ドアのサイズに執着がないなら、今のドア枠に取り付けることは可能です。
それでは、本題です。
準備
インパクトドライバー スケール 尺がね ノミ 丸鋸 丸鋸ガイド 鉋
手順
寸法を確認する
写真の図のように、ドア枠に蝶番がついている状態のドアを置いてみます。
この時のドア枠開口部とドアの誤差
ドア側をb 鴨居側をc とします。
枠よりドアが小さい場合大きい場合、どちらでも、理屈は同じです。
蝶番を枠にくっついてる状態で、枠とドア枠の間に隙間ができると思います。
仮にこれをaとします。
ただ、必ずしもではないので、焦らずいきましょう。
ドアの上下の隙間=a
これでなくても大丈夫です。
ドアの開け閉めに差し支えなければ、大丈夫です。
蝶番の反対側の隙間=a
これは、なるべくなら守った方がいいです。
ただ、これも開け閉めに不自由がなければ大丈夫です。
僕の家の場合は、猫が勝手に開けるのを防止するために、少しきつめにして、隙間ほとんど0です。笑
確認して、そのままのサイズで良さそうで有れば、加工は飛ばして取り付けに取り掛かりましょう。
大きい場合は、加工手順に進みます。
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ワークマン
加工
寸法の確認が終わったら、次は加工です。
墨出し
初めにこれを頭に入れてください。
寸法の出し方の公式
幅 ドアの寸法-(a+b) 長さ ドアの寸法-(a+c)
仮にa=10mm、b.cともに=20mmとして、話をします。
bとcの隙間をaにしたいので、
ドアの今の寸法-(10+20)
これで、aの同じ隙間になります。
ドア枠とドアの誤差がなくピッタリだった場合、10mmだけ引けば同じ隙間になりますが、今回のケースは20mmさらに長いので、これも足して合計30mm長いことになるので、この分切り落とします。
注意点
切り落とすにあたって、注意点があります。
1- 幅を切り落とすときは蝶番側 2- 長さを切り落とすときは左右振り分けて
1から説明します。
ドアノブ側を切り落とすのはかなり厄介です。ドアノブ部分の加工が変わってしまうため、ドアノブの部分の加工のし直しが必要になる上に、その作業はほぼ不可能に近いと思ってください。
蝶番側であれば、蝶番方にドアに張り込みがある場合、それを切り落とした分もう一度同じように加工すればいいだけなので簡単です。
2の注意点
振り分けるというのは、均等にするという意味です。
例えば10mm加工するとなれば上下でそれぞれ5mmずつカットして、合計が10mmになるようにする。
ただ、これは、見た目のバランスを気にしたらの場合なので、気にならないのであれば、片側で10mmカットしても構いません。
その場合は、下ではなく、上を切り落とすようにしてください。
下を切り落とすと、蝶番の取り付け位置が変わってしまいます。
長くなってしまいましたが、加工編はここまで。
取り付けは次の記事にてお話しします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント
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