鉋3年、研ぎ8年
みなさん、こんにちは、こんばんは、ポン酢です。
小さい頃父からこんな言葉を教えられました。研ぎはそれだけ、難しいけど、やらなければならないし、上達もしない。日々研ぐ事を心がけ、体に馴染ませよ。
そんなふうな意味がこもっているように感じます。
さて、今回はオススメの砥石と選び方です。
刃物がハイス製じゃないことを前提とします。
オススメの砥石
- キング砥石シリーズ
- 中仕上げ砥石キングデラックス No.1000(標準型) 207x66x34 粒度:1000 中仕上げ用
- 仕上砥石キング仕上砥 S-2型 190x70x20 粒度:6000 最終超仕上用
- 中仕上 仕上砥石セット【格安】キング ホームトイシ KW-65(HT-65)(本職、一般家庭用) 透明プラケース入 185X63X25 粒度:1000/#6000 中研ぎ/仕上研ぎ用
これは、研ぎ界のスーパーロングセラーです!!
プロ仕様なのに格安です!!
とはいえ、これも他に安いものがあれば、そちらでもいいと思います。
はじめのうちは砥石を傷つけてしまうので。
ただ、なんでもいいけど、安くて間違いないものがいいなと思うなら、この砥石を買っておけば大丈夫でしょう。
大切なのは、刃物の質でも砥石の質でもありません。確かにそれも必要かもしれませんけど、それより大切なことは、
研ぐ=手入れする
ことです。
良い歯ブラシ、良い歯磨き粉を持っていても、磨き方が雑だと、なんの意味がないのと一緒です。
研ぎは、刃物の歯磨きみたいなもんだと、教わりました。
使ったら必ず研いでから片付ける。
これは、工務店勤の頃の話なので、DIYでそこまでは考えなくて良いです 笑
切れ味落ちたなと思ったら迷わず研ぎましょう。刃こぼれ、ケガの原因となります。
砥石の選び方
次は選び方について話す前に、記事のはじめにも言いましたが、
ハイス製の刃物
こちらは、この砥石では刃物が硬すぎて研げません。
なので、ハイス製のものを使ってる方は
セラミック砥石 例)シャプトン 砥石M15 グリーン 中仕上砥石 2000
こちらを選ぶようにしてください。ちなみに、セラミック砥石ならすべての刃物を研げます。
普通の砥石かセラミック砥石かだけを気をつければ、あとは、選び方は同じです。
必ず次の目次の3種類選ぶ、用意するようにしてください。最悪2種類ですかね。
砥石の種類(目安)
#の後の数字が高ければ高いほど、鋭く仕上げる事が出来ます。逆に低ければ低いほど、一気に研げます。
最悪、中砥と仕上砥、この2つは必ず揃えてください。
荒砥石は刃こぼれした時にあると、手入れが楽なので、あったほうがいいです。
中砥だけで研いだ刃物はびっくりするほど切れません。
仕上砥だけで研ごうと思うと、いつまでたっても、仕上がりません。
必ず、中砥→仕上の順に研いで仕上げてください。
まとめ
オススメはキング
ハイス製のものを使ってる方は、セラミック砥石
必ず中砥、仕上砥2種類は揃える。荒砥もあれば完璧。
以上となりますが、『研ぎ』も追求すると、本当に奥深いです。
同じ砥石でも、研ぐ刃物が変わると仕上がりが変わったりと、刃物との相性などもあります。
刃物を見ると、誰が研いだとか分かったりもします。面白いですよね。
まずは、格安のもので、とにかく練習して、ある程度出来るようになってきたら、色んな砥石を試してみるのもDIYの楽しみ方の一つだと思います。
道具をきちんと手入れすると愛着も湧きます。
最後に【重要】
こちらの記事では、砥石関連の重要なお話をします。
あなたの大切な刃物の為に是非目を通してください。
コメント
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