みなさんこんにちは、こんばんはポン酢です!
今回はオススメのカンナについてです。
まず、大きく分けて2種類あります
替刃式カンナ 刃使い捨て
研磨式カンナ 研いで何回でも使える
この2つです。
結論から言うと、初心者には
替刃式カンナ 例 角利 利蔵 替刃式鉋 58mm
をオススメします。
サイズも色々ありますが、まずは58mm幅のものを使うと良いでしょう。1番オールマイティで、初心者でも使いやすいと思います。
なぜ、替刃式をオススメするかというと、その為には、通常の研磨式の方をお話しした方がわかると思うので、そちらを説明します。
研磨式のメリット デメリット
<メリット>
- 研いで何度でも使える。カンナの研ぎ方はこちら
- 名品のものとなると、切れ味、仕上がりが段違いに綺麗。
<デメリット>
- カンナは、ノミと違い、切れれば良いというわけでなく、とにかく研ぎが難しい。
- 研いだ後に、完全に水分を拭き取らなければならない。台が狂う為。初心者は、これを見落としがち
- デメリットと言えるか分かりませんが、正直替刃式と仕上がりがさほど、いや、ほとんど?全く?変わらない
- 替刃式のように安価なものがあまりない。
あっても、切れ味に期待できないものが多い。- 台がダメになれば、刃ごとに台を自作しなければならない。売っているものもありますが、今持っている刃にピッタリ合うものはないと思った方がいいです。
以上のような感じです。
正直メリットの二つ目に関しては、ほんと、無理やり、強いて言うならってレベルで挙げてます。
どうでしょう?はるかに、デメリットが多いと感じるのではないでしょうか?
替刃式について
替刃式は、今お伝えしたデメリットが全てないと思ってください。
オススメする理由が分かったかと思います。
替刃式のデメリットを一つ挙げるとすれば、刃の維持費がかかる。
ぐらいなもんだと思います。
しかしこれも、5枚入りで1000円台で手に入り、それを買えばまぁ、使用頻度にもよると思いますが、半年1年、もしかしたら、3年とか持つかもしれません。安いものです。
替刃式ならもし、台がダメになったとしても、量産型なのでメーカーから取り寄せもできますし、安いものなので、諦めもつき新しいものを購入も出来ます。
どんなに高額のカンナでも、どんなに安いカンナでも削った面を見て、これは安物で削った!なんてことは、分かりません。
研磨式を使う理由
では、なぜ、替刃式ではなく研磨式の方を使う方がいるのか。
これは、僕個人の見解ですが。
ほとんどの人が自己満です。
そうです。コレクター感覚です。
刃物の世界には有名な鍛冶屋がいます。
その人たちが打った刃物は素晴らしい切れ味はもちろん、見た目も本当に綺麗で、芸術品です。
僕も本当に欲しくて憧れのカンナがありますが、高くて高くて買えたものじゃありません。
買ったところで、もったいなくて使えないです 笑
研磨式は買わない方がいい?
研磨式を買ってもいいのですが、まずは、研ぎと台ならし(台の調整のこと、詳しくはこちら)
こちらをしっかり覚えないと宝の持ち腐れとなるので、安物で練習してから、いいものを買った方がいいと思います。
替刃式でも台ならしは必要です。
まとめ
これから、入るといいと思います。
カンナは研ぎが難しいと言いましたが、使うのも難しい道具です。
刃の出具合の調整やら、材木に合わせた調整、木目に合わせて削る、力の加え方
などなど、たくさんコツがあります。
カンナ三年研ぎ八年と言われるほどです。
一人前に使えるようになるまでだけで3年かかると言われています。
とは言え、DIYでそこまで本格的に考えることはないので、気軽に楽しく扱いやすいのは、替刃式なのでそちらを使ってみてください。
それでは、今回はここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント
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